もういちどアニメブログ

生まれ来る新しいアニメファンのために

アニメ云々よりも、書かなければ始まらない

ひさしぶりにこういった文体でブログを書く。感じたままに書けばいいのだと思う。

 

 

 

僕は2012年の夏まで、FC2ブログで、新作テレビアニメの各話感想ブログを運営していた。正しくは、運営「しようとしていた」。もっと踏み込んだ言い方をすると、運営「できなかった」。FC2のブログが立ち行かなくなったのは、

  1. アニメの各話感想を定期的に投稿すること
  2. しかもその各話感想の内容をちゃんとしたものに仕上げること

の両方ができなかったからだ。

 

奇跡的に各話感想記事を投稿することができたとしても、無理やり「考察」っぽい体裁に仕立て上げるか、書くことがないのに無理やりことばを継ぎ足して分量を水増しするということのオンパレードであった。(ちなみに、書くことがないのに分量を水増しした理由は投稿数を稼ぐためであり、決まって感想対象作品は「まんがタイムきらら系」に代表されるいわゆる「日常系」アニメだった。)

 

 

 

さあ、僕は7年ぶりに各話感想のリベンジを果たすべきなのだろうか? じつは、定期的に更新することを優先させるなら、各話感想にこだわる必要はないと思っている。アニメについて書くことは、いくらでもある気がする。

それに、30代になった手前、体力も若い頃から落ちているであろうし、各話感想というエネルギーのすり減る作業を定期的に行うことは、ますます難しくなっているだろうから。なにしろ、30分アニメを1回分視聴するだけでも、フルマラソンを走ったような疲労感を覚えるのだ。これが僕の実状である。

しかし、「本編映像を視聴するのが困難である」というのは、アニメブログとして大いに差し障りがあるのではないか、という意見が出てくるのは必然だろう。

ここでたとえば僕が、『僕は記憶の中でアニメを観ることができる!』とか言い出したら、「この人、あたまおかしい」と思われるのは当然の帰結かもしれない。

 

しかしながら、ブログというものは、キーボードをタイプしなければ始まらないのだ。書かなければ始まらないのだ。